脱毛法の種類と比較

脱毛方法には効果が数週間しか続かない一時的なものと、永久的に毛が生えてこないようにする永久脱毛法とがあります。一時的なものとしては、脱毛用のワックスを塗布して毛を抜く方法や、特殊なクリームで毛を溶かす方法などがあります。
永久脱毛には、針脱毛やレーザー脱毛、光脱毛などがあり、発毛組織にダメージを与えて永久的に毛が生えてこないようにします。
ここでは一時的方法としてワックス脱毛、永久脱毛法としてレーザー脱毛を例にとり、両者のメリット・デメリットを比較してみたいと思います。
まず、ワックス脱毛について。脱毛の方法は、脱毛専用のワックスを脱毛する箇所に塗り、ワックスが固まってからはがすというものです。固まったワックスと一緒に毛が毛根から抜けていきます。
メリットとしては、光に反応しない細かい産毛などを取り除くことができ、古い角質なども同時にはがれるため、つるつるの肌を得ることができます。また一度で広い範囲の毛を脱毛できるので、短時間で目的の肌を手に入れることができます。
デメリットとしては、肌の弱い人には刺激が強く、痛みや肌荒れを伴うことがあります。一時的な処置ですので、定期的に行う必要があります。
次に、レーザー脱毛は黒色の毛に反応するレーザーを照射して発毛組織を壊す方法で、これによって永久的に毛が生えてこないようにすることができます。
メリットは何といっても一度処置すれば、その後半永久的に処理せずに済むことです。1つの部位で2~3ヶ月に1回、複数回に分けての処置となりますが、それが済めば煩わしい自己処理から解放されます。
デメリットは、白髪などの色素の薄い毛には効果がないことです。さらに産毛などの細かい毛にも効きません。またある程度の痛みを伴います。レーザーを照射するので肌の火傷などのリスクもあります。
また一度に多くの毛を抜くことはできません。広い範囲を脱毛しようとすれば、1~2年という長い期間を必要とします。

関連する記事

≪ 前の記事: を読む